目次
・土
・植え替え
・増やし方
・病気/害虫
・剪定方法
・土
プルメリアの土は水はけのよい物を選びましょう。
水はけの悪い土で育ててしまうと土が保水し続けてしまい乾燥するスピードが遅くなります。
※根腐れや蒸れ防止のためです。
毎日の水やり頻度で調整することも出来ますが水はけのよい用土を選ぶことで東京の夏場の環境下でも根をダメージから守る事が出来ます。
市販で販売されている配合土が一番簡単ですが、自分で配合する場合は、赤玉土中粒7割・腐葉土3割という配合で試してみてください。
・植え替え
プルメリアは根っこが命です。
鉢植えのプルメリアは2年に1度は植え替えを行いましょう。
ずっと同じ鉢のままにしておくと根が詰まって生長の妨げになります。
個人的な感想としては、植え替えた次の年に花芽を付けることが多いような気がします。
軽い根詰まり感があった方がプルメリアには良いんだと思います。
植え替えを行うタイミングは3月頃の目覚める頃合いで行ってます。
株の状況を見て一回り大きな鉢を用意して行います。
絶対に根を傷つけないようにします。
・増やし方
プルメリアの増やし方には挿し木と種から発芽させて育てる方法があります。
沖縄でも最近は挿し木で売っている所が少なくなり、イベントなどでも買えるところが 少なくなりました。
まず挿し木の方法です。
-挿し木の方法-
・プルメリアの枝を選ぶ時は切り口のしっかり乾いてる色の良い物を選びましょう。
・また枝別れしている物より一本物の方が失敗は少ないかと思います。
・葉が付いている枝は切って落としましょう。
・挿し木に適している時期は3月頃が良いと思います。
・切り口にカルスと呼ばれる内倫が出来たら発根ポイントが出来ている状態ですので水挿しにして一日置きます。
・その後、ルートンと呼ばれる発根を促進させる植物ホルモン剤を付けて鉢に配合土を入れて7cmほど挿して植えます。
・水をたっぷり上げて土を乾燥させないようにし新芽が出てくるのを待ちます。
※新芽の爪が出てきたら発根している証拠です。
-種植えの方法-
プルメリアの種はネットなどでも販売されている方がいらっしゃいますので
入手出来る様でしたらぜひトライしてみてください。
自分も15株くらい種から育ててます。
・まず種を水で濡らしたキッチンペーパーに包み暗い場所に置きます。
・十分に水を吸わせたら一個ずつポットに植えていきます。
※この時羽を上にして少し土がかぶる程度でOKです。
・土は乾かないようにしっかり水をやりますが霧吹きで十分だと思います。
・一週間程度で芽が出来てます。芽が出てきたら日当たりのよい明るい場所に置きましょう。
・10cmくらいまでに育ったら挿し木と同じように根を傷つけないように鉢植えに植え替えます。
・病気/害虫
プルメリアの病気でよく見かけるのが「さび病」です。
葉っぱに茶色い点々が出てきます。
これは見た目にも悪いし、どんどん広がって葉を枯らしてしまいます。
自分も最初は葉焼けかな?と思っていたんですがさび病でした。
解決策は感染した葉を取ってしまう事です。
他のプルメリアに広がる前に取ってしまいましょう!
予防策としては毎日しっかり葉水を上げて清潔に保ってあげてください。
害虫被害で多いのはハダニです。
よーく葉の上を見ると茶色い細かいのが蠢いてる…ハダニです。
夏場の乾燥から付くことがありますが自分の場合は薬剤等は使わずに
ベランダでざーーーーっと水をかけます。
その後は葉をキッチンペーパーなどで表裏拭き上げます。
この作業を何日か行い駆逐します。
・剪定方法
東京で育ててるプルメリアは基本的に剪定しなくていいと思います。
育てる環境が手狭になった、仕立てをして樹形を整えたいなど、どうしてもという時は思い切って切ってしまいましょう。
沖縄では台風でもよく折れて落ちています。
プルメリアは花が咲き終わると、その部分から二股、三股に分かれます。
それを繰り返していくうちに植物として形を成していきます。
切るポイントとしてはのこぎり等は使わずに、よく切れる清潔な剪定鋏を使いましょう。
切り口が痛まないように奇麗に切りましょう。
またプルメリアの白い樹液には毒があります。絶対触らないようにしましょう。
失敗を恐れずにプルメリアを迎えられるタイミングがあれば是非トライしてみてください!
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