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アスプレニウムを綺麗に鑑賞する!

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最近人気のアスプレニウム。

我が家にも斑入りや昔 沖縄より着たタニワタリといろいろおります。管理をしていて

植物の特徴や生育状況を忘れない様に自分なりにまとめておきたいと思います。

わりと環境が整っていたら放置気味でも育つイメージですが綺麗に鑑賞しようとするとそれなりに気を付けないといけない点が多くあると思いました。

アスプレニウムってこんな植物

科名属名:チャセンシダ科チャセンシダ属

原産地:熱帯~寒帯 日本だと南九州より南、琉球諸島(オオタニワタリ)や八丈島、小笠原に分布している。胞子嚢群のつき方でオオタニワタリとシマオオタニワタリを区別する。

日照条件:半日陰

生育適温:最低5℃以上で越冬可(できれば7℃以上)斑入り葉を綺麗に鑑賞するなら15℃以上が理想

水やり:春から秋までは、鉢土の表面が乾いたら鉢底から水で出るくらいやり、夏場は毎日朝夕やる。      水は鉢土に注ぐというよりも、生長点(葉が出てくる所)、株全体にかかるように与える。冬場は辛めにするが、霧吹きで葉水を与えある程度の湿度は保つ。特に新芽の出る中心部(生長点)は、乾かさないように注意する。生長点が一度弱ると小さい株ほど復活させるのが難しい感じがする。

樹高:5cm~1.5mくらい 自生地では2mちかくの物も確認されている。

種類:世界に約700種があり、分布範囲が広いため、大形になるものや小形のもの、単葉のものから羽状葉のものなど多彩。最近では斑入りの物が人気。

用土

胞子培養から育てる場合は水苔の上に胞子を撒き、そのままある程度の大きさまで育てます。生水苔が手に入ればなおいいと思います。

植え替えの場合は無機質の土でも、有機質の土でもある程度の水はけを考えてやれば大丈夫だと思います。ただし土を全替えした時は葉に痛みが出るので、なるべく元土と同じ土で植え替えるようにしています。※株の勢いが弱まることなく根張りが良いのでそうしてます。

自分は赤玉土と鹿沼土、少量の有機(腐葉土)を混ぜてマグアンプを混ぜて行ってます。

植え替え

鉢の大きさや生育環境によっては3年くらいで植え替えを行ってます。アスプレニウムの斑入りは大きくすると、うちでは葉を綺麗に維持できないので手のひらサイズで鑑賞しています。本当は沖縄の山原で見るような大きなタニワタリみたいにしたい願望はあるんですけどね…

植え替え用土は先に記述した感じの配合で種類、鑑賞目的に合わせて使用しています。

置き場所・管理方法

直射日光は葉が痛むので出来るだけ明るい日陰に置くようにする。

25℃くらいの一定した環境で、湿度は高めが良い。ある程度 風が抜ける場所で常に湿っている環境では株が痛むので排水の良い土壌にする。自生地では木の枝間や溝に活着している。

3年ほど順調に生育すると生長点(株全体)が持ち上がってくるので

害虫

ナメクジの食害がある。早朝に新葉を齧られることがあるので、見つけたらテデトール。

増やし方

・胞子培養

基本的には胞子培養で増やせる。大きく成熟した株の下に生水苔を敷き、自然と落ちた胞子から発芽する。ある程度の大きさに育ったらポットに植え替えて環境を維持して2年ほどで株が安定する。

・生長点の分割

大きく育っている株であれば生長点を半分、または三分割、四分割にして増やすことができるそう。※株が弱りそうなのと、自生株ではないので大きくなく失敗する可能性もあるので実行したことはない。

緊急の対処策として覚えておきたい。例)株の腐食等からの再生時とか…

斑入り

アスプレニウムの斑入りはコロナ禍前は安かったが植物ブーム後は小さいものでも3000円以上するようになった。

斑入り物は特に直射日光に気を付けなければならない。秋以降に新葉展開する際に窓際に遮光せずに置いておくと一日で斑が茶色い点だらけになることも。全葉綺麗に仕立てられるのが理想。肥料焼けにも注意。

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