目次
・土
・植え替え
・増やし方
・病気/害虫
・剪定方法
・土
ハイビスカスの土は赤玉土や鹿沼土が最も適しています。
根はりや起き場所の状況なども考慮してもバランスの良い市販の培養土を使うと手軽です。
種類豊富な培養土はすでに複数の用土がブレンドしてありますので観葉植物や花用と書かれているのがベストです。
出来るだけ100円均一に売っているような土は使わずに、水捌けのよい大粒赤玉が入っている物、肥料成分が入っている土を選びましょう。
植物店やホームセンターに行かれる場合はスタッフさんにハイビスカスの状態、大きさなどをしっかり伝えてアドバイスをもらうのがいいと思います。
・植え替え
ハイビスカスは根の成長が早いため、根詰まりを起こして株が弱る事があります。
鉢植えで購入した場合は時期にもよりますが一回り大きい号数に変えてあげましょう。
その後は株の大きさ(枝数)にもよりますが、2年に一回は植え替えが必要になります。
適度な大きさの鉢への植え替えを心がけてください。
植え替えごとに大きくしていくと数年後にはとんでもない大きさに…って事にもなります。
根が吸い上げる水分量より大きな鉢ですと土が必要以上に多湿になり根腐れの原因にもなります。
また鉢の側面に根が当たりしっかりと根を巻くように育てないと弱い株にもなります。
ヒョロヒョロとしたハイビスカスになってしまいます。
また目的を持った植え替えが必要になります。
株を大きくして花枝を増やしたい!
そんな時は一回りか二回り大きな鉢を用意して初夏から初秋にかけて行います。
-大きな鉢植えに変える方法-
・水はけのよい土を用意し、新しい鉢の底4分の1くらいまで敷きます。
・ハイビスカスを鉢から抜き、根を巻いた土ごと新しく敷いた土の上に置きます。
※この時 ハイビスカス側の土の表面が新しい鉢植えの表面3cmくらい低くなるようにしましょう。底土を足したり間引いたりします。
・真ん中に立てたハイビスカスの周りに新しい土を足していき、しっかり隙間がないように棒などで入れ込みながらバランスを取ります。
・元の土表面の上に1cmほど土をかぶせて最後に鉢底から水が流れ出すまでたっぷりと水をやります。
・植え替えが終わったら元の環境に戻します。
植え替え後はストレスないようにします。
-同じ大きさの鉢に植え変える方法-
☆すでに希望の大きさに成長した株が根詰まりを起こし、葉落ちしたりしてる場合に行う方法です。
・出来るだけ初夏に植え替えを行います。
・鉢から抜いたハイビスカスの根(ぐるぐると巻いてる根)を3分の1ほどほぐして土を落とします。この時根を傷つけないよう優しく落としてください。
・鉢表面の硬くなった土も優しく落とします。
・同じように鉢の形が付いた側面の土も優しく少しほぐすように落とします。
・根が窮屈になっている感覚を解いてあげるイメージで植わっていた鉢に新しい土を入れて植えなおします。
・鉢中をリフレッシュしたら今後は剪定です。全体の3分の1程度をバランスよく剪定します。
・水をたっぷりあげて元の場所に戻します。
初夏に行うのはシーズン的にハイビスカスが一番元気で成長するタイミングだからです。
植え替え後、1週間ほどしたら肥料を少しあげて以前の様に育ててください。
-植え替え時の注意点-
必ず初夏を基準に行う様にしてください。真冬や酷暑のタイミングで行うとハイビスカスに負担が大きくダメージを負わしてしまい枯れる事があります。
必ず新しい土を使う時は適切な土でリフレッシュさせてあげましょう。
・増やし方
ブログの最初に書いたようにハイビスカスの挿し木をお土産で買ったりもらったりして育て始める切っ掛けになる事があると思います。
このようにハイビスカスはほとんどの場合、挿し木で増やすことが多い植物です。
もちろんお土産で買ってこなくても、剪定した時の枝を使って増やすことも可能です。
少しづつ子株を増やしてハイビスカスガーデンを作ったり、友達へプレゼントしても素敵ですよね。
その方法をご説明します。
ハイビスカスの枝は太さ1cmくらいに育ったものが難しくなく挿し木として使用できると思います。
枝についている葉は落として水挿しにします。
1週間ほどすると枝にぷつぷつと白い発根箇所が見られるようになります。
根を折らないように水替えを行い水カビが生えないようにします。
根が5mmほどになったら水捌けのよい土に植え替えます。
そこから1週間ほどは室内の明るい場所で育て、土が湿っている状態をキープします。
新しい葉が出てきたら成功と言えます。日当たりのよい場所にデビューさせてください。
また、もっとこんな感じの方がいいよ!ってやり方があればご教授お待ちしております!^^
・病気/害虫
ハイビスカスは病気には強い植物ですが、アブラムシなど多く発生しますと葉を食われてしまい弱ってしまいます。
葉の多い植物ですので害虫など発見したらすぐに対応しましょう。
またほかの植物に移さない、移られないようにしましょう。
・剪定方法
最後に剪定方法です。もっと前に書けばよかったかなと(笑)
ハイビスカスの剪定は2つあります。
花がら摘みと枝葉の剪定です。
花がら摘みは咲き終わって閉じた花が落ちたガクの部分を摘んだり、挟みで切ってあげる方法です。
この作業を行うと次の花付きが良くなります。
次は枝葉の剪定です。
夏場に行う間引き剪定と越冬前の強剪定があります。
間引き剪定は2年目の株によく行う作業ですが、混みあってきた枝や弱っている枝を根元より剪定をしてバランスを取ります。
すべての枝を切って短くしてしまうと、その年は花が咲かなくなりますので注意が必要です。
続いて強剪定は越冬前の段階で行います。
全体の枝を3分の1ほど剪定し切り落とします。
冬場に花芽を付けさせない為でもあります。
余計な体力を使わせないためのストッパー的な意味合いもあります。
ただ室内に取り入れて10度以上室温をキープできるようなら剪定の必要はなく
仕立てる程度でいいと思います。
うちのハイビスカスは仕立てる程度にして12月に一度花が咲いてました。
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