目次
・日当たり 夏/冬
・起き場所 夏/冬
・水やり 夏/冬
・肥料
今回はプルメリアってどんな花? 東京で育てるのは難しい?って疑問に個人的な主観でいろいろとお話したいと思います。
まず、率直に言うと南国の花であるプルメリアは日本だと沖縄県、鹿児島県奄美大島、東京都小笠原以外での地植えは難しいと思います。
余程の環境が揃ってない限り、先にあげたエリア以外での路地上は耐寒性がないので霜が降りる(5度以下になる場所)では弱ってしまい枯れてしまいます。
またプルメリアの樹液には毒がありますので触らないようにしましょう。
万が一触ってしまったり手に付いた場合はすぐに流水で洗い流しましょう。
・日当たり 夏/冬
プルメリアは南国の植物で常夏の気候を好みます。
東京でプルメリアを育てる場合は必ず鉢植えで育てましょう。
越冬させるのに
東京で屋外に置く場合
5月中旬~7月下旬/9月~10月
屋外に置くときは必ず最低気温10度以上を把握し、最高気温は30度を超えない夏日で判断するようにしてください。
いくら常夏の植物とはいえ酷暑になる東京の気候は沖縄県より高温になる時があります。
風通しの悪い環境下だと鉢の中も蒸れてしまい根が弱る原因にもなりますので注意しましょう。
東京で屋内に置く場合
10月下旬(最低気温が10度を下回る前)~5月上旬(GWに起き場所を準備して少しずつ慣らして外に出してあげてください)
☆7月下旬~9月下旬は室内の窓際、日当たりの良い場所で管理しましょう。
この時、冷房の風が当たる先に鉢植えを置かないようにしましょう。
また気温や日差しをみて外に出せる時は明るい直射日光の当たらない場所に置いてあげましょう。
また耐寒性は
無風状態で10度くらいだと思いますが連日になり鉢が冷えると根がダメージを受けますので早めに対策をしておいて弱らせないようにしましょう
※これは東京で育てている個人的な主観になります。
昼夜の寒暖差で弱る事もありますので一概には言えません。参考程度にしてください。
ですので東京で肌寒くなってきたと感じる10月中旬頃には室内へと鉢を移動させてあげましょう。
・起き場所 夏/冬
朝の日の出と共に日に当てられる場所が一番好ましいですが
東京の高い建物に囲まれている居住環境だとなかなか難しいと思います。
多少の時間であっても日光に当てられる場所を確保してあげてください。
-夏場の起き場所-
風通しの良い明るい場所がプルメリアには好ましいです。
鉢植えなので鉢に直接日光が当たらないようにしています。
日光を当てるのは葉、茎としてます。
植える鉢もプラスチック物より素焼きの鉢を使う様にしてください。
-冬場の起き場所-
日当たりの良い窓際が好ましいです。
ただしっかりとした防寒対策は必須です。
窓からの隙間風などには十分気を付けましょう。
東京で室内であっても暖房を止めて数時間すると5度程度まで下がる事もあります。
部屋の広さや気密性にもよりますが屋内に設置できる簡易ビニールハウスなども使うと安心です。
また暖房器具の近くに置くことも、エアコンの温風が当たる場所に置くのもやめましょう。
植物は生き物ですが自分で動いて温度調整が出来ませんので弱ってしまいます。
また南国植物ですので急な気温変化にも弱いので十分気を付けてください。
・水やり 夏/冬
-夏場の水やり-
プルメリアの水やりは土の表面が乾いてきたらしっかり鉢底から水が出るくらいあげましょう。
屋外で育てる時は受け皿をしないようにし溜まった水で根腐れや蒸れで根っこにダメージを負わせないように気を付けましょう。
夏場は早朝、日没後の2回水やりをしっかりしましょう。
※天候が悪かったり長雨の時など日照時間も考慮して水やりの調整をしてみてください。
-冬場の水やり-
室内に移動させた後は徐々に水やりの頻度を落としていきます。
少しずつ葉が落ちて冬眠の準備に入りますので12月中旬から3月上旬までは3週間に一回くらい少量で大丈夫です。
※部屋の中を加湿している状況や株の大きさにもよりますので土の乾き具合をよく見て判断してみてください。
プルメリアが冬眠に入ると夏場の元気な見た目とは一変してしわしわ状態になります。
東京で育てている以上はしかたないのでビックリしないようにしてください。
・肥料
東京でプルメリアを育てる場合は目覚めの春終わりくらいから徐々に元の姿に戻っていきます。
葉っぱの爪が茎先に出始めて大きく展開し始めたら肥料を上げるようにしてください。
おおよその目安は葉っぱが落ちずに5枚ほどになった時がそのタイミングです。
即効性のあるタイプより緩効性肥料を上げるようにしてください。
多少の臭いがありますが、肥料選びのときはリン酸の配合量が多い物を選びましょう。
近年はプルメリアを取り扱うショップでもとても優良な配合肥料が売られております。
自分も信頼するショップの肥料を使っております。
[…] -1- […]